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上の図は、姿勢による腰と椎間板へかかる負荷についてです。
立っているときよりも座っているときの方が、楽に感じるという人が多いと思います。
しかし、正しい姿勢で立ったときの椎間板への負担を100とした場合、座ったときは1.4倍、デスクワーク等で前屈みになる場合は1.8倍以上もの負担が椎間板にかかっています。
長時間同じ姿勢でいることで骨盤は徐々に後ろ側へ傾き、椎間板や腰に過度の負荷がかかることで腰痛を起こしやすくなります。
そして、一番悪い姿勢は、立ち姿勢でかがみ、そして重いものを持っているとき。
この時の椎間板への圧が、立っているときと比べて約5倍の圧がかかることになります。
長期間の悪い姿勢は腰のアーチがくずれ、体にかかる衝撃が吸収されにくく、腰周りの筋肉や靭帯、骨に負担がかかってしまうことになります。
現在腰痛がない方でも、腰へ負担のかかる姿勢をとっていると、徐々に負荷が腰へ加担され、いずれぎっくり腰や慢性腰痛の原因になりますので注意しましょう。
長時間の同じ姿勢はできるだけ避けるようにして、身体を動かすことを意識してみましょう。
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