心身一如

 

心身一如ということば、肉体と精神は一体のものだということ。

 

人の「心」と「身」は、表裏一体、人には「心が動く⇒身が動く」だけでなく、「身が動く⇒心が動く」とう性質もあります。

 

例えば、

ある偉い年配の方が、あなたの目を真っ直ぐむいて、ゆっくり大切な話をしようとする。すると、ごく自然にまず身体の姿勢を整え、背筋を伸ばし、座り方を正したりと「身体(身）を整え」そのことによって、「心の姿勢」を整えようとする。

 

また、お坊さんが座禅をするとき、ただ座るという行為を行い、「座禅＝身に働きかける」ことが、「心の状態」をかえる最も効果的な方法だといいます。

 

私たちの姿勢はこころの状態を表すといえると思います。

気分が落ち込んだ時は、がっくりと首肩を落とした状態。また、うれしいときは自然に前を向く姿勢に、堂々としているときは、胸をはり姿勢がシャキッとなっていますね。

 

では、「姿勢＝身が動く⇒心が動く」に当てはめてみましょう。

気分が落ち込んでいても、姿勢がよかったらどうでしょう。

この性質にあてはめると、もし姿勢が良かったらさほど心が落ち込まないのでは。

 

くよくよしているとき、胸をはって歩け：聞いたことがあるフレーズ。

私たちは、体験的にこの性質を知っているのだと思います。

 

当院に、続けて通わている方は、姿勢もよくなっています。

姿勢はすぐにはかわりませんが、カイロプラクティックは姿勢改善にも大いに貢献します。

よい姿勢を手に入れて、心も一緒によくなっていきませんか

 

 

最後に、ひとつ名言を。現代心理学が認める一面の事実。

 

「人は、うれしいから笑うのではない。笑うから、うれしくなるのだ。」

 

※笑う＝身が動く　⇒　うれしくなる＝心が動く

 

 

 

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