身体の左右差

 

私たちの身体に左右差があるのが自然です。

 

脳も左右非対称、肺も右のほうが大きく、心臓の位置もしかり、脚の長さもそうです。

 

骨格に対しても同じ。

 

私はレントゲン分析を10年以上してきましたが、教科書にのっているような一寸の狂いもない左右均等の骨格を持った方をみたことがありません。

 

左右均等の歪みのない完璧な体というのは、私たちの頭の中だけ（思い込み）でしょう。

 

だから、左右差のない身体＝正しいというのは、疑問です。

 

自然の身体の左右差はある程度あって当然なのです。

 

 

カイロプラクティックケアは身体の左右差を均等にすることが目的ではありません。

 

背骨から出ている神経にアプローチすることで、各々にあった自然の姿勢に近づいてゆきます。

 

ながくカイロケアを受けておられる方は、ほぼみなさん姿勢がよくなっております。

 

それは、カイロケアによってその良くなった姿勢がその方にとっての自然な状態。

 

自然な状態は人によって違います。

 

そして、自然な状態というのは、こちらがコントロールするのではなく、身体が自然になっていくのです。

 

矯正ベルトや過度なエクササイズなどで身体をコントロールしようとしても身体は自然の良い状態になっていくとは思えません。

 

カイロケアを続けるメリットの一つは、身体の良い状態を保てるということ。

それは、健康へと直結します。

 

 

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