マレーシアあれこれ④

 

マレーシアの私の友人の一人が、マレーシア国王の専属パーソナルトレーナーです。

とても気さくで、がっちりしたナイスガイです。

 

その彼から、国王（当時は○○州の国王）の治療をしに来てほしいと頼まれました。

はじめて訪れたときは、ドキドキです。

 

国王（王族）はマレーシアでは特別な存在、よくテレビにもでていますし、どこのホテルや公共機関などにいってもその国王の写真が飾ってあります。

 

プライベートなことですので、可能な範囲で書いてみます。

 

まずは、大きな門をくぐり抜けて、車で少し行った先が国王のお家。

中も外も、まるで博物館です。

 

国王に会ったときにするあいさつをまず簡単に学びます。

ひざまずいて、両手を合わせてから敬意をこめた最上位の言葉をマレー語で言います。

 

国王は、外部の者の前では、基本笑いません。それは国王のイメージを大切にするためだと聞きました。

 

治療が終わると、また同じようなあいさつをして帰ります。

 

たまに、お茶飲んでいってと言ってくださいました。

 

広いキッチンで紅茶とお菓子を頂きます。キッチンといっても、１０人ほどがそこで食事の準備をされておられます。

 

何度も来るたびに、それほど緊張はしないようになりましたが、やはり毎回背筋は伸びていました（笑）