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老化と身長


 

年をとってくると、身長が縮んできますよね。

 

その原因は、、、、

加齢による椎間板の水分減少:

 私たちの背骨は約30個、背中に連なっています。

それぞれの背骨の間には、椎間板(クッションの役割)があり、年をとってくると重力によって押しつぶされて椎間板の水分量が減ってきてます。

 その結果、椎間板が薄くなり、身長が縮んできます。一つの椎間板が平均1㎜縮めば、背骨全体で2~3cmの減少になります。

 

骨粗しょう症などによる背骨の圧迫骨折や背骨の変形:

 骨の密度が減ってきて、骨がどんどんスカスカになってくる骨粗しょう症。

背骨に圧迫骨折が起こりやすくなり、また骨が老化して変形してくると、背骨の高さが減少して背が縮みます。また、圧迫骨折で背骨の前面がつぶれると、猫背になったりそこから腰が曲がってきます。そうなるとバランスをとるため、膝もまがってきてしまいます。

 

生活習慣による姿勢の悪さ:

 骨の変形にも関係しますが、毎日の生活で姿勢が悪いと、年をとってきても姿勢がどんどんわるくなってきます。曲がってくる場所はたいてい腰と首のつけね。これは背骨のカーブに関係があるからです。

 

 

 

 

これらを防ぐのには、睡眠運動が有効です。

 

ある程度の加齢による椎間板の水分量低下を防ぐことは、難しいです(老化は誰でもおこりますので)。

体の水分は子供で70%、成人で60%、老人で50%です。 正常の加齢による変化ですね。

しかし、日中重力によってつぶされていても、夜横になって寝ていると元に戻るので(椎間板が水分を吸収する)、しっかり睡眠をとるといいですね。

朝が一番身長が高いというのも、こういうことです。

 

そして運動。

骨を支える筋力が衰えないように、無理なく筋肉を鍛える運動を日常生活でするのも大切。背筋を伸ばすよう心掛けるだけでもいいです。そして運動することで、骨にも刺激が伝わり、骨の新陳代謝を促します(骨が刺激されて成長する)。

 

最後に、カイロプラクティック

背骨のズレをなおすことで、椎間板にかかる負荷を減らします

そして姿勢も徐々によくなっていきます

この徐々にというのがポイント、ゆっくり自然に姿勢をよくしていくと、体が安定してきます。姿勢を支える周りの筋肉も一緒についてきます。

一気に改善しようとすると、体が安定できないのですぐ元の姿勢に戻ってしまいます。

 

今回は、少し長く書いてしまいましたが、ゆっくり改善することが身体にいいというのが、ポイントです。

 

 


大阪中央区・本町駅徒歩1分にある整体院、

院長は日本とアメリカの国家資格を持つ米国公認カイロプラクティックドクター。

お子さんからご年配の方まで安心して来ていただける

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